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ミナト 螢
花びらが落ちる時
唇を隠した
僕の秘密に
鍵を掛けたような
ハンカチよりも薄くて
透けてしまいそうな気持ち
心の中で広げていて
皺になりたくなかった
見えない空を
飛んで来たのなら
捕まるわけがないでしょう
人を信じなくても
春に生まれた
痛みは後ろに積んである
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