詩の日めくり 二〇一八年四月一日─三十一日/田中宏輔
これも違う。ブランコが揺れながら、ぼくとうんこを、ぼとぼとと落っことしている。これかな。ヴィジョンが浮かぶ。やっぱ、こういうのはヴィジョンが大事なのよね、ヴィジョンが。
二〇一八年四月二十五日 「不遜」
さいきん、自分がなにごとかを書くことが、とても不遜なことに思えてきた。やっぱり、大詩人や大作家のものばかり読んでいると、そうなるのかもしれない。いま日知庵から帰った。おやすみ、グッジョブ!
二〇一八年四月二十六日 「アーシュラ・K・ル=グウィンの世界」
ユリイカの5月号「アーシュラ・K・ル=グウィンの世界」特集号を送っていただいた。ぼくが書いた詩「いま一
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