詩の日めくり 二〇一八年四月一日─三十一日/田中宏輔
読むかわからないけれど。お風呂場で読もうかと思ったけれど、思わぬ傑作が入ってたら、あとで、ぜったい後悔して、また、Amazon で買い直すハメになると思うので、お風呂場で読むのはやめておこうと思う。お風呂場で読んだら、水、じゃないや、お湯びたしになっちゃうからね。
きょうは早めに寝ようと思いながら、淹れたてのコーヒー飲んでる。
回転寿司の皿の上に猿がいる。種類の異なる何匹もの猿が回転している。色とりどりの、やわらかくて、おいしそうな猿たち。
回転寿司の皿の上におじさんがいる。種類の異なる何人ものおじさんたちが回転している。色とりどりの、やわらかくて、おいしそうなおじさんたち。
[次のページ]
戻る 編 削 Point(13)