詩の日めくり 二〇一八年四月一日─三十一日/田中宏輔
 
カの明石陽介さんに訂正のお電話をかけさせていただいたのだけれど、「たわごとと言うなら」→「たわごとと言うのなら」の変更である。音的には後者のほうがすぐれている。なぜ、気がつかなかったのだろう? そして十回以上の訂正とは申し訳ない。

 やっぱり12年ぶりのユリイカで緊張しているのだろうな。それにしてもなぜ、音に気がつかなかったのだろう。まあ、「たわごとと言うなら」でも音的にそんなにおかしくなかったためだろうけれど、さらに音的にいいのは、やはり「たわごとと言うのなら」であろう。詰めが甘かったということだろう。

 さいきんつくり出している短い詩でも詩句をいじくりまわしているのだけれど、見るた
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