詩の日めくり 二〇一七年十一月一日─三十一日/田中宏輔
 
う内容で 
あまりに常識的な言葉ばかり並んでるので 
へ〜、っと思って。 
これも105円。 
しかし、ピエール・ルイスの『欲望のあいまいな対象』 
あまりにへたくそな訳で、びっくりぎょうてん。 
ご、ごむたいな、みたいな。 
もちろん、105円でなかったら 
買ってないかな。 
これからストーンズ聴きながら 
『聖なる知恵の言葉』で 
おほほほほ。 
おやすみなさい。 
ドボンッ。 
二〇一七年十一月五日 「正しい現実は、どこにあるのか。記憶を正すのも記憶なのか。」
文学極道に投稿していた詩を何度も読み直していた。 
もう、何十回も読み
[次のページ]
戻る 編 削 Point(13)