看護学校日めくりカレンダー 繰り返し/杏っ子
 
疎外感を感じる。
誰にも言葉も心も届かないと。
そしてそれは思い込みでなく実寸大の事実である。
昼は1人自動車の中で弁当を食べる。
花柄の日傘を差して、駐車場まで歩く。
今日のことしか考えられない。
今日、ここにギリギリ存在し、明日どうにかまたここに立ち返り、ギリギリまで存在し、去っていくの繰り返し。

戻る   Point(1)