日曜日の処理場/空丸
ていく
掌に普遍があれば
いつまでも君を見守ってあげられるのに
言葉と私
『地球は青かった』
この人は色で表した
小学校の図書館で 少年の目は輝いていた
世界を変えるのは科学だった
青かったのだ 地上から見た空が宇宙にもあったのだ
『二〇世紀の記録』を読みあさっていた
そんな科学主義と合理主義の近代も終焉を迎えようとしている
『面白き事も無き世を面白く』
少年でも青年でもない高校生の頃 世界は「面白くなかった」
社会は「歯車」だった
そんな頃 あるドラマにハマった
価値観と革命 古いものを倒し新しいものを生む この面白さ・・・
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