詩の日めくり 二〇一六年一月一日─三十一日/田中宏輔
 
「印」のアキラくんに
そう言われてしまったよ。
いま
ヨッパだから
あしたね〜。
胎児が
二十数世紀も母親の胎内で
生きて
感じて
考えて
って物語。
生きている人間のだれよりも多くの知識を持ち
つぎつぎと
異なる母胎を行き渡って
二十数世紀も生きながらえている
胎児の物語。
詳しい話は
あしたね。
これ
長篇になるかも。
ひゃ〜


二〇一六年一月二十一日 「ラスト・キッド」


 学校の帰りに、大谷良太くんちでコーヒー飲みながら、1月20日に出たばかりの彼の小説『ラスト・キッド』をいただいて読んだ。2
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