詩の日めくり 二〇一五年十二月一日─三十一日/田中宏輔
人のなかに自分も存在している。
ばかであることもできるばかもいれば、ばかであることしかできないばかもいるし、ばかであることも、ばかでないこともできないばかもいる。ぼく自身は、この三様のばかのあいだをあっちに行ったり、こっちに来たりしている。
二〇一五年十二月二十二日 「いつだって視界に自分の鼻の頭が見えてるはずだろ。」
繰り返し何度も何度も同じような事物や事象に欺かれてきたが、いったいなにが、そういった事物や事象に、そのような特性をもたらしたのだろうか。
あと200ピースほどの引用とメモが残っているが、きょうは、これでクスリをのんで寝る。おやすみ、グッジョブ!
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