詩の日めくり 二〇一五年十一月一日─三十一日/田中宏輔
ジ1行目「両目も切り開かれていて、網膜レンズがとたれていた。」 これは、「網膜レンズもとられていた。」の間違いだろう。ハヤカワ文庫の仕事は、岩波文庫と同様に一流の校正係の人間に見せなきゃいけないと思う。
これからスーパーに晩ご飯を買いに行く。終日、soul II soul 聴いてる。
そいえば、きょうの夜中に、文学極道の詩投稿掲示板に投稿する予定の新しい『詩の日めくり』も、soul II soul みたいな感じかもしれない。
二〇一五年十一月八日 「明日と明日」
トマス・スウェターリッチの『明日と明日』を読み終わった。すばらしい小説だった。スウェターリッチが参考
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