夜の彼方に/
番田
僕はベッドの上で
そしてあるべきものを 口にする 僕は
この天井の向こう側には無いものを
そこに揺れていた 草を ひとり 見ていた
子供の頃の公園で
手にしたことのある 石ころ
そしてたたずんでいた 雲
時のそこに流れていた 公園で
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