詩の日めくり 二〇一五年二月一日─三十一日/田中宏輔
にはいっぱいいて。そだ。それだけで、世界はうれしいのだ。きょうのお昼は、アポリネール、アンリ・ミショー、フランシス・ポンジュ、イヴ・ボヌフォワ、エリュアールの詩を読んでいた。アポリネールは、あなどれない。ぼくがフランス語ができたら熱中していただろうと思われる。
二〇一五年二月十五日 「彼女」
ペッタンコの彼女。ピッタンコの彼女。ペッタンコでピッタンコの彼女。ペッタンコだがピッタンコでない彼女。ペッタンコでないがピッタンコの彼女。ペッタンコでピッタンコの彼女。ペッタンコでもなくピッタンコでもない彼女。
ペラペラの彼女。パラパラの彼女。ペラペラでパラパラの彼女。ペラペラだがパラパラで
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