詩の日めくり 二〇一四年十三月一日─三十一日/田中宏輔
がはやくママに飽きてくれたらいいのになって
ぼくはいつも思ってた
ぼくが子どもだったときのことね
いま
ぼくは大人になって
ママだけじゃなくて
パパのことも見てる
お兄ちゃんが死んで
ママもパパも
いまじゃ
ぼくだけのものだから
お湯がたまったみたいだ
お風呂から上がったら
ママとパパの鼻をひねって
ママとパパの苦しむ顔を見ようっと
うっちっち
ニコッ
二〇一四年十三月十五日 「うんこ臭い」
クリーニング店に行くの忘れてて
明日はいてくスラックスがない
クリーニング店がもっと近くだったら
よいのに
で
これから洗濯
うううん
もう預
[次のページ]
戻る 編 削 Point(12)