此処乍ら/AB(なかほど)
 
         遇すれば瑠璃の音/欲すれば笙の音ほどに/気色揺らされ/
           蓮台の華の如く



さきにたちたおれてもなおさらそうじゅ
 らしんばんふたつならべるぶんきてん
  さいはてにみえないはずのろくぶんぎ
   うしろてにいつのまにやらまぐのりあ
    じょうじょうのよひとまいひとにわざくら
     ゆぴてるとすぴかとたぐりつつねむる
      ののはなのさきはじめなどかすむまま
       はらのそこめをとじたままななほくと
        なにもないなにもないからくぐるもん
         のうけんのいしがきのすきはつやまね

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