Fuck the Facts/ホロウ・シカエルボク
 
名の成長の証
そんなものがなければまるで声なんか出せないのさ

もしも、そう
ぼくがいつか解剖室に回されたとしたら
皮膚を切り裂いたときに溢れ出るものは
担当の医師たちを驚かせるだろう
オリジナルってつまりそういうこと
ひとことふたことでどうにかしようなんて
考えがちょっと甘過ぎるんじゃない?

夕食を探して彷徨うんだ
やるべきことのために生きてる
脳味噌ってわりと
どうにでもなるものさ
スマホの画面と同じで
なにもかもいっぺんに開けるのは骨が折れるけどね
もう一度知らないところから始める
同じことのために
指先を動かすなんて絶対に御免だね



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