ポピーの妖精/
丘白月
青い空と白い雲が
草原と仲良く
手をつないでる
ポピーの国の草原で
太陽が生まれて
月が歩いていく
細い茎の先に
いくつもの命が揺れて
昼寝を楽しんでいる
ポピーの妖精が
飛んでくるミツバチに
夢はいかがと聞く
風が花びらを散らして
地平線を創り
夢の国境をおしえる
小さな夢の種を抱いた花
摘んでいいよ
夢を持ち帰っていいよ
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