存の在/たいら
 
あってないようなものばかり抱えているんだ

スカスカなのにやたら重たくてさ

道の途中でぶん投げてしまいたくなる

けど責任持って最期まで抱えていくよ

唯一つの存在である私

唯一無二なのにこんなにも無個性です

染めて知らない色に

それで駄目なら無色透明に

最初から存在しなかったかのように

初めからそこに何も無かったかのように

存の在に意の味が無いのなら

捨ててしまいたくなるもなるよな。
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