想像の地/
藤鈴呼
は整った
ユートピアリィ 何を目指す?
歩く先に見えて来た
北の大地に溜まり行く濁り水
大沼 小沼 小熊の置物 気掛かりな木
さわさわと触れる 生温い風の正体が
今 解った
招待されていたんだ 脳味噌の隙間に巣食っていた
アレだ
朽ち果てもせず
嫉みもせず
苦を呑み込みて
螺鈿細工を織り込んだ貝を割る
笑みを称えて
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