欠品/
ミナト 螢
天井を決めた
小さなお守り
心で揺れてる
理由をスキップ
何も生まれない
時間の中に
閉じ込められたら
割って出掛けよう
天井を落とす
底のない夢に
組み立てるものは
名前を欲しがる
どんな方向に
広がってくの
あんな歩き方
もう忘れるよ
点を打つように
支え合う人の
涙と汗を
まだ知らなくて
しわくちゃになった
ハンカチで包む
思い出は今も
美しいはずだ
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