お前んちはここか/不老産兄弟
獅子の牙 龍の爪 虎の涙
炎の海で最も多感な時期を過ごしてきた
熱で意識はもうろうとしている
人生の意味を知りたくてここに来たんだ
お前んちはここか
終わりを見て初めて知るもの
なんだこんなことかと
がっかりしたように天に昇っていく
それでも見たくてここに来たんだ
お前んちはここか
お前は最後まで何も言わない
目を開いたまま黙って様子をうかがっている
気付かなかった
その姿こそ我々の象徴
人生は生きている
「お前んちはここか/ここが気持ちいいのかね」
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