文体/たま
 
もに滅ぶ。
詩を担保にして小説を書くことはできない。
いじくり回しただけの文体はわたしのからだだった。

それも生理だとしたら、悔やむことはないだろう。
人間なのだから。
歳とともに生理は変化する。
そういうことなのだ。

ふみのからだ。
それがわたしたちのからだ。
幸を呼ぶ。
負けない詩人のからだ。

祝福しよう。
初雪の舞う空の下で。











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