生真面目なエッセー風な、千葉愛豊かな、散文詩。/よーかん
、太陽のヒカリで乾燥され、その後、冬に入る頃、農家によって、丁寧に山積みにされる。それがボッチ。
農家ごとにボッチのこだわりがある。
まずサイズ。大きさへのコダワリ。それから位置。生産者として、どの位置に並べるかで、その後の作業の効率が大きく変わる。そして、ボッチにかぶせる帽子。小さなブルーシートを被せるタイプが最近は一般的になっているようだけれど、個人的にはワラを束ねた帽子を被せている風景に好感を覚える。
どちらがラクかと言ったら、ブルーシートに決まっている。毎年おなじブルーシートを使えるし。
ブルーシートは農業用のプラスチックロープで杭に結ばれ、ボッチの上に帽子のように
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