20世紀少年/山人
ているがための、一種ハレーションを生じているからなのだと感じた。【点の記】で山の案内人宇治長次郎を演じた香川照之だとはまったく思えない地味な存在だった。
これら同級生人の中で比較的良い味を出していたのが、ケロヨンこと宮迫とマルオこと石塚であろうか。共にお笑い芸人であるが、芸人としての言い回しみたいなものが、実にわざとらしくて見ている側としては楽しめた。
先に述べたが、なんと言ってもカンナの友人役の小泉響子を演じた木南春香は秀逸だった。ああいうのを演技力というのかどうか専門家ではないので解らないが、とにかく言葉の抑揚と間のとり方が天才的だし、表情も実に豊かである。まさに動くゴム人間のようなお
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