20世紀少年/山人
俳優が固めており、それだけでも見る価値は大きい。名画というジャンルではないだろうが、3部作をトータル化して考えれば決してB級映画とはいえない味わいがある。
映画評論家の批評ではほとんど評価されることがなかった作品であるが、出演者達の個性やキャラクターが非常にうまく配置され独特の味わいを感じさせる作品となっている。
2.あらすじ
1970年ごろ新宿区立第三小学校の5年生であるケンジ(唐沢寿明演じる遠藤健児)少年をとりまく、オッチョ(豊川悦司演じる落合長治)・マルオ(石塚英彦演じる丸尾道浩)・ユキジ(常盤貴子演じる瀬戸口雪路)・ヨシツネ(香川照之演じる皆本剛)・ドンキー(生瀬勝久演
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