20180207_work0000@poetry/Na?l
 
ゴミはゴミ箱に、だってさ。
よく言うよ。
自分だってそう変わらないくせに。

え、何の話でしたっけ。
そうそう。お金の話でしたよね。僕の。
予定通り折半にいたしましょう。

そうして手に入れた五円玉を持って、僕は近所の神社へ向かった。

「パンッパンッ」。

驚いた子猫が襲いかかる。
僕の左足は血まみれだ。

「猫ってこんな力あったっけ」。

ヴィンテージジーンズは二度と買わない。
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