差異個パスのシコウ「適者生存」/狩心
 
燃え盛る自分の家を見て
この火で
多裸子パス多を茹でたいと
思った
確かにこの家は
賃 貸 だ か ら
人権のある従順な
犬、猫を飼ってはいけなかったが
人権のない家畜
牛、豚であれば飼って良いと
支配者に言われていた

毎晩、深夜になると
永久不滅の押し入れで
小さな盲目の男の子が
誤素誤素と飛び跳ねて遊んでいたし
その子は 知らない他人 であったが
 半透明で 足も無かったから
存在を消しながら 存在しようとしていた 健気な所が
ヒッジョ〜〜〜ゥに 可愛らしくて 底辺×高さ÷2が許せた

火事で離別した両親を
今もまだ
探していると
言う

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