信じることができるか/
狩心
そんな存在が居ることを
信じてくれるだろうか
少年のように迷わずに
僕はあなたの心の中心へと向かう
僕の体は君を抱く
信じてくれるだろうか
僕がそばに居ることを
僕が震えるほど君を愛していることを
あなたを救うことで
僕も救われるということを
流れる音に身を任せ
無邪気に飛び跳ねる此処には
確かに
確かに人間がいる
そんな当たり前のことを
何度も何度も噛み締めている
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