白いマーガレットの花/水菜
 
を得たいと
ただただ自分を高めたいと
無意識に望み続けるのだろう
白いマーガレットの花をわたしにくれたあの綺麗な笑顔の白い人は
常に笑顔を心掛けていたけれど
いつもいつも精一杯を時間を生きていた

ねぇ、白い部屋の窓際に白いマーガレットの花
一輪風に揺れてる

それをわたしにくれた白い人はもういないから

ねぇ、白いマーガレットの花が優しい花に思えたのは

きっとわたしにくれた白い人がそうだったからです

そうだったからなの

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