【批評ギルド】『ぬるっこいサンプル』みい/Monk
 
な、「あなた」の立場になってこのコのサンプルを眺めてしまう。ツイー
ドの目をぎゅうぎゅうにいせこんでみたくなる気持ちも、割り切れない数字に
叫ぶ気持ちもなんとなくわかる。僕もどっちかと言えばそっち側の人間だ。
「もうすこしだけすかすか」とか言われても「どういったことなのか、詳しく
具体的に教えてくれないか」と言ってしまう側の人間なのだ。
こんなぬるっこいサンプルを見せられたら、きっと歯がゆくてイライラしてし
まう。
「あなた」の人も手を尽くすかもしれない。でもそれは「あなた」にとっての
手段であり、二人にとっての手段とは違うかもしれない。どんなに努力しても
埋まらないかもしれない
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