季節の夜/幸亜
華やかに彩られてたパーティーが終わり 汚れたベットに潜りこむ
確かなものは何もなくて ため息で空気が埋まる
暗い世界を抜け出して殻を壊してみた
暗い世界は再生するけれど
こんな時代に咲く花は まるで蜃気楼のように揺れている
いつでも倒れて良い場所なんて ありはしないかもしれないね
許さない罪なんて 本当は何もないのだから
何度でも踊っている 暗い色彩の幻想しか見えなくても
晴れやか季節だから
一瞬で消える時間でも 幻想と融合してゆく
僕を揺らし続ける 揺さぶり続ける 眠りのように
きっと終わらない季節だから
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