マスターに寄せて/梅昆布茶
 
っているのかもしれないとも想うのです

あまり詩を描かなくなったかもしれないし
それは詩とよべるものなのかどうか疑問ではあるが

いいんだそれは
マスターが店を閉めた理由よりはどうでもいい悩みだったんだから

僕はマスターから感じたエッセンスで生きる
ちょっと効かない僕のおまじないで日常を
音楽化したり映像化したりできる能力を夢見て

マスターみたいに挫折しても屈折しないおやじでいたいし
いつかあんな素敵にブルースを奏でられたらともおもう

死ぬまで自分の拡張機能に
気付いて生きることを

そっか
あんまり限定しないで
生きようとおもったわけなんです

マスターに会った
日のことなんです













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