こと座流星群/
たいら
空転する運命の輪
君はただ流れに揺られ
眠る赤子のように
指を咥え身を任せる
その先に待つ結末など
今を生きる君には関係無くて
明日を恐れ震える夜も
夢と共に朝日が溶かすよ
なにもこわくない
きみはきみのままで
いまをたいせつにいきて
いきて、いきて、いきて
電車に飛び込む勇気を
誰かを傷付ける決心を
他の何かに活かせたら
明日の君を生かせたら
夜に怯え夢に溺れ
もう明日なんて来なければいいと
その願いを流星群に
宇宙の塵だと笑い飛ばすよ。
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