GoodBye/六崎杏介
 
 1
「天、滲みさ!
(レ)依存の0氏が霧へ繰るす手が
韻果の銀河で死んだシーソーを押す
乞い人の肢射た或る(ファ)の一閃が
十時を指す交点に刺さる火矢を慕っている

---青い鳥が白い実を啄ばんでいる、南天の罠にかかる為だ。


 2
尖天、銃mに賛句の蘭射
ラッパ草、土とSwordの伴奏ed-en舞に
晩餐卓が長いテールを出して破綻しテイル
脱脂綿を傷に詰メルト、溶けた睦言の琴の線
綺が滅ilと天使の羽は発条仕掛け
地下茎を火刑に処す少女のシーツに
灯油の散る嘔吐が睡りの羊水再度の肢眠薬。



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