日曜日の詩/梅昆布茶
思っている訳なのだが
Here There And Everywhere
きっといつでもどこにでも居るはずなんだが
誰にもつかまらない風のようにそれはあるのだろう
自分のなかのかわらないものは
生き続けることだけなのだとおもいあたる
いつものようにこの街並みの喧騒に触れて
じぶんの陰影に変換してスケッチしてゆく
また幸福の研究に没頭できる日々にもどってゆく
テーブルの上の地球と目配せをかわして
なぜ自分がここにいるのか
考えはじめる
そして人生のより良い配合を突き止めようと
俄かに探偵にもなってみたりするのだ
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