水花/
水菜
もの なのかもしれ な い
あまりにもちいさな
怯える兎の目
知らずに
ずかずかと
お城の玄関 に
踏み込んでしまった
醜い不法入国者 だった か ら
起きてしまった
反感 は
自身 が
意識 出来て いなかった か ら
異物
反応
エ ラ ー
様々な 考え 方 の 中 で
ただただ、水が
水が
そこに
一滴一滴
すいつくようにすいこまれるかのようにすべりおちてい
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