自らの管理できる幅の中で/水菜
私は、普通の人だ。
失敗もするし、怒りも感じる。赦せないこともあるし、それによって断絶が必要になるなら、それを行う。
それは、相手方の為にもなると私は、知っている。
真剣に怒ってくれる方、潔く断絶してくれる方の有り難さもまた、私は、知っている。
なんでも同じだ。
なにかを掬い取り、なにかを受容すれば、
別のなにかを失う。
けれど、リスクが無い選択は存在しないし、
なにかを決める時大切なのは、
中途半端が一番駄目だということ。
クリスマスイブでもあるし、これは、少し気の早いサンタさんからのプレゼントかもしれない。
私は、今、自分の管理できる幅を見極める練習をしている。
それは、その過程も含めて、私にとって大切なことだと確信しているからこそ、そう思う。
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