ワルトシュタイン・ソナタ/st
 
音機で      シュナーベルのSPをかけてくれた

第1楽章の猛スピードと   強弱自由自在に驚いたが
まるでシュナーベルが   ピアノになって歌っているようだ 
第2楽章は逆に恐ろしく遅く たっぷりと抒情を歌い上げる
第3楽章は はやめの    絶妙なニュアンスで晩秋を感じさせる

21世紀の現在でも      この演奏を超えるピアニストはいないと
君はいっていた

二人を結び付けた     大切なたいせつな
シュナーベルのSPレコード その君は今はもう-----          
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