時間の考察/st
一次元はわかる 二次元はわかる 三次元はわかる
四次元はこの世界
このふえた次元の 時間がわからない
時間はちぢむことがあるという
星ぼしの光は 遠い過去のものだという
その星たちは 現在はもうないかもしれないという
その現在もわからない 現在とは何者なのだろう
過去はわかるが 未来がわからない
そもそも時間などというものは 他の次元もそうだが
生きているものだけのものではないのだろうか
それをしる生き物がいて はじめて生じる感覚ではないのだろうか
現在とは過去と未来の接点 その接点こそ時間の本質で
その連続が 生きるということではないのだろうか
(厳密にはこの世界は4次元時空連続帯で、時間は過去から
未来への一方方向にしか動かないので完全な4次元ではあり
ません)
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