ひと言は他人事/
独奏
俺は物書きなんだ
詩人なんだ。
声を高らかに叫んだ
詩人はクソ強いんだ
誰もできないことを考え、やっているから
悲しみは文字にするんだ
そしたら涙ではなく文字が滲んだ
読み返すことが出来なくなった
思い出の写真も韻すらも、やっぱり踏めなかった
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