孤独の断章〜アレンジメント/梅昆布茶
 
もなれないし
友情だけでも生活できないし

新宿の北海道メインの居酒屋で
僕はかってに北方のジムモリソンみたいな
シャーマンを呼び出して

きみのアレンジメントに少しだけ
自分の花を紛れ込ませる

もうドアーズみたいには
いきてゆけない時代だし
だれもいつも混沌をなかなか
整理できないでいるみたいだ

リザードはちょっとだけ
冷たい床をさわって

そしてじぶんの生活にもどる

そんなようなことだ


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