モノドラマ/
もっぷ
憧れてはいけないと思うし
聞く尊さゆえに忍んでる
私は私でいても良いのだなどと
思い切ることが難しくてもそれでも
夜空にオリオン座がかならずみえてそれが
不思議ではなかったそんな頃
畏れはなかった
本当にそう言い切れると
確かめて けれど訪れないうさぎを待つような
いまの、切り株だけを守っているような
足許をあなたはゆるしますか
待っていた あなたと会っているこの夕べに
私がゆるされたいのは
あなたを捨てることなのだろうか
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