メンヘラに恋しました/独奏
 
君の不幸は君が背負え
僕が壊れてやるから
君より苦しいやつを演じてやる
それが不器用な恋の想い
僕の詩はただの棒読み
巣立つには少し時間がいる小鳥
醜い心を洗剤で洗い、
キスをすると浄化される
君は言った。「昨日手首を切った」
「元カレを刺した」「ごめん、ごめん、」
「嘘ついてた」「笑っちゃうよね」
イイのさ。それで、
他に何かあるの
その程度なら大丈夫だよ
僕の闇はもっと深いかもよ。
ここだよ。ここ、覚えててね
僕を刺すならここだから、
君にしか教えない大切な事

2人で暖め合った日常
君と僕は体温が違う
1人だと寂しく震えてしまう
君は寒さに慣れてしまった
早く会いたいな
震える身体、きしむベット
寂しさをいつしか憎しむ身体
約束した、覚えてる、忘れてない
2人で作る卵焼き、甘くて笑みがこぼれる
卵を2人で暖め合て
君によく似たヒナを産もう
静かに幸せが離れていった
そんな気がしていた
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