てんせい/狩心
 

であることをえらんだ

そこにはてんせいはなく
ただただ
しだけがあった

ごっかんがみをつつむ
ねむらないようにと
みみもとでささやく

じめんをはしってくるわたしのぶんしん
ざんぞうたちが
ねがいの、ちだまりの、しに
かさなる
いつのまにかまたじめんのうえにたたされたれいのわたしは
えんえんとなきながらいろづく

いろづいたものは
まただれかにみられて
れいたちがおりなす
ことのしんどうをあびながら
おもい
からだ

いきていかなければならない
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