無題/
渡辺亘
コンビニから車の列を見ていた
それは果てしなく続いていた
果てしなく・・・
所詮自分の人生は
自分で引き受けるしかないのだから
強くなるしかない
強くなるには
一人では駄目だ
誰かのために生きるとき
人は強くなれる
私は私を陥れた人に
幸福を送ってあげるために生きようと思う
コンビニから車の列を見ていた
それは果てしなく続いていた
果てしなく・・・人生のように・・・
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