サドンデス/なけま、たへるよんう゛くを
鐘の音は
少額ながらも長らえども
その頃は彼の寝床を叩くことも
この事は僕の水底へ届くとも無く
藻やなにかも絡まなく
もうなにもかもくまなく影いろで
思い起こせるにしても文字や言葉尻
しおれにし折れたことづて
元々試合は間延びしていてずっと 一撃で決まるのを待っていた
ほっとしたくなくて逆立ちしてみても 彼の芸達者にゃ手足掛かりさえなく
とりつく島もなく終結
結局にはこうして占め占めしたためて金に換えるが関の山
わかってる反省するって : 全て落ちて滑って陥って
わかってるよ反省してる : もずくのよな藻屑尽くに顔うずめ
わかってる反省してないって : 先ずは真冬の窓際に増して
悪がってもみないって : 置き去りにされてみろよ
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