一億、総詩人社会/高橋良幸
られる、こう確信するわけであります
安心してポエムも読めるし、安心してシュプレヒコールも聞いていられる、
一億とくくられながらも、ばらばらでいられるのは詩人ぐらいのものと聞いておりますゆえ、
反戦の詩など戦時には役に立ちませんから<ヤジで聞こえず>詩人が!詩人がですね、
詩人が詩作品で詩人を増やしていく、これからの我が国を、かような社会にしていきたいと、
そう思うわけでありまして、ここに、一億総詩人社会を、提言するに至ったわけであります
(トーベン終わり)
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