銀河鉄道の裏/一筆
 
とする手を払いのけられて
沈められた頭上で笑い声と花火が響いた
誰も何も気づくことなく
青くかすんだ視界をさまよいながら
君のところへたずねて行った
夢の中の君はなぜ僕だとわかるんだろう
「KAMPANERURA」
列車に乗って誰も知らない場所まで二人で行けたらと
そんな話をしてたのはいつだっただろう
「JOVANNI」
最後にごめんねと言えなかった
君だけが僕の友達だったのに

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