『薔薇巡礼』/川村 透
 
たたり僕の胸、
から、重く、甘やかに、薔薇が匂い始めた。
僕は歌っていた。

ああ、島渡り、志摩びとの鬼-押韻-ing茨の産道ノ蛭、白無垢の蛇登れ薔薇人。



薔薇の汗は動物の蜜のように、ねっとりとしている。


それは君だった。
それは君だった。

薔薇巡礼僕は登り続ける




....ンンンンンンーーブ


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【Thanks to】(敬称略)
BGM "sweet 16&qu
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