愛というもの〜永遠と呼べる一瞬/ヒヤシンス
 
う恋より真っ直ぐな愛が欲しい。
 寂しさに打ちひしがれる時こそその愛を。
 決して恥じてはならない。
 時代は流れているのだから。

 一瞬の煌きこそが愛なのだ。
 愛と優しさをこの世界から抹殺してはならない。
 愛のないところで詩は生まれない。
 世代や性別を遥かに超えて愛は紡がれてゆく。

 オルゴールの流れるこの空間に愛は注がれてゆく。
 白ければすべては終わるのだ。
 この店でこんな物語を語る私にも愛はある。
 この永遠と呼べる一瞬にも愛は満ち溢れているのだ。
戻る   Point(10)