コロポックル/鵜飼千代子
スタンス
何をするにでも自分の持ち出しで
団体の理事をしても時間とお金の持ち出しで
そういうことが出来る人が選ばれて
みんなの為に尽力をしているのですが
詩で食べていくことが出来ない
そのことに
詩人は悲しまなくていい
詩をお金にかえることは
こちらがしようとしてどうなるというものではないこと
どこかのプロデューサーに拾われたらめっけもの
気分で、
もぞもぞ書いているのがいいのかな
お金にしたいのなら
芸人でも、シンガーソングライターでも
もっと近い道があるし
その道への努力をした方がいいように思う
それでもまったく詩が好きで他のこと考えられませんって
わたしみたいな人は
あちこちの色々に勉強させていただきながら出向き
短い人生楽しみましょう。
みんな死ぬから
それが普通で
平等なんです。
戻る 編 削 Point(25)